「オンプレミス回帰の必要も」日本企業の準備不足?

「オンプレミス回帰の必要も」「クラウド戦略見直したい」――日本企業の準備不足?

キンドリルジャパンは、日本市場のIT準備度を分析した「日本版キンドリル・レディネス・レポート2025」を発表した。日本はITインフラの準備度やAIの本格活用において、グローバル、米国、EUと比較して遅れていることが明らかになった。

「オンプレミスに戻す必要」も 日本企業は準備不足?

リスク軽減策として「サイバーセキュリティ強化」や「インフラのアップグレード」を選んだ割合は他市場より低い一方、「内部統制やガバナンス(管理体制)強化」を挙げる回答は他市場より高く、日本企業は内部統制面により大きな優先度を置いていることが分かった。

AIに対応する組織的準備が遅れている

AIに対応する組織的準備が遅れていることが明らかになった。「自社の組織文化は柔軟性・適応力が高く、継続的な変革が根付いている」と回答した割合は29%にとどまり、文化的適応力が相対的に低いことが示された。

AIの本格活用への移行が停滞

レポートでは、日本企業がAIの潜在力を十分に引き出すためには、規制・コンプライアンス(法令順守)対応の強化、明確なユースケース定義、ITインフラ基盤の高度化が一層重要であると示唆している。

クラウド戦略再考への要求

見直したい点としては、セキュリティとコンプライアンス、人材への投資、ガバナンス強化が主に挙げられている。ROI(投資対効果)の指標として「顧客満足度の向上」を重視する割合が日本では他市場より高く、日本企業特有の価値指向が示された。

ITmedia

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